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カナダのMARTEC社が開発したAR2000 Super Recyclerの特許技術は、
Hot
In-Place Recycling(熱風路上アスファルト再生工法) に係るもので、日本の特許がベースになっています。アスファルト混合物の再生機能を4台に分散、
従来の機械の数倍にあたる大量の熱(38,000メガジュール/時:日本のものは7,600メガジュール/時)を使用、
輻射熱の活用、加熱されたアスファルト混合物の掻きほぐし技術の開発などが新たになされた結果、補修現場の路上で 古いアスファルト混合物を100%リサイクルすることを可能にしました。
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AR2000 Super Recyclerの技術は、2001年8月、米国連邦ハイウェイ管理局(Federal
Highway Administration : FHWA)が発行する「州政府および地方自治体のための舗装再生ガイドライン」に、代表的な技術として採用されることが決定されました。 |
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環境汚染物質量の比較
環境汚染物質 |
AR2000
(HIR工法)
(g/ton) |
従来のHIR工法
(g/ton) |
従来のプラント再生
による工法
(g/ton)
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CO |
8.5 |
290 |
19 |
NOx |
1.4 |
15 |
18 |
SOx |
1.7 |
― |
146 |
粉塵 |
0.9 |
2 |
― |
炭化水素総量 |
0.7 |
13 |
14 |
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各種アスファルト敷設設備の排出物質量比較:U.S.EPA
Report |
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